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診療案内
上咽頭擦過療法(Bスポット療法・EAT)
慢性的なのどの痛み・後鼻漏・頭痛に悩んでいませんか?
当院では上咽頭擦過療法(Bスポット療法・EAT)を行っています 上咽頭とは鼻の奥の「のどの上部」にある場所で、免疫反応が強く起こりやすい場所で、炎症が慢性化すると様々な症状につながると考えられています。

上咽頭擦過療法(Bスポット療法・EAT)のメカニズム
・収斂作用: 塩化亜鉛のタンパク質変性作用と収斂作用により、炎症を鎮静化させます。
・瀉血作用: 炎症によってうっ血した部位を物理的に刺激することで、脳や全身の循環が改善されると考えられています。
・迷走神経刺激: 上咽頭に分布する迷走神経を刺激することで、自律神経機能が整い、様々な症状の改善につながる可能性があります。
主な適用疾患と効果

慢性上咽頭炎: 慢性的な炎症を抑え、後鼻漏や喉の痛みなどの原因となる炎症を鎮めます。
アレルギー疾患・免疫性疾患: IgA腎症など、免疫機能が関係する疾患の症状改善が期待されます。
その他の症状: 肩こり、頭痛、めまい、片頭痛、新型コロナウイルス後遺症による倦怠感や後鼻漏など、上咽頭の炎症に関連する様々な症状にも効果が見られることがあります。
治療の注意点

治療頻度: 慢性的な症状に対しては、通常週1~2回を8~12週間程度行うのが目安です。
専門医への相談: 治療を希望する場合は、上咽頭の診察を行い、炎症所見を確認した後に治療を受けることが大切です。
鼻洗浄について
当院では鼻・副鼻腔炎に対して鼻洗浄を行うことができます。
鼻洗浄(はなせんじょう)は、専用の器具や生理食塩水を使って、鼻の中をやさしく洗い流す方法です。最近では耳鼻科でも行う施設は少なくなりましたが、当院では鼻洗浄を受けることができます。 花粉、ほこり、細菌、ウイルス、鼻水などを取り除き、鼻の通りをよくします。
鼻洗浄の効果
•鼻づまりを和らげる•鼻水や後鼻漏(鼻水がのどに流れる症状)を減らす
•花粉やハウスダストなどのアレルギー症状を軽くする
•風邪や副鼻腔炎(ちくのう症)の回復を助ける
•のどの違和感を改善する
どんなときにおすすめ?
•花粉症やアレルギー性鼻炎•慢性副鼻腔炎(ちくのう症)
•風邪のときの鼻づまり
•のどの奥に鼻水が流れて不快なとき
自宅で安全に行うためのポイント
1.専用の器具や市販の洗浄液を使いましょう2.洗浄液は体液に近い0.9%食塩水(生理食塩水)が安心です
3.ぬるま湯程度(37℃前後)の温度にすると刺激が少なくなります
4.1日1〜2回、朝や入浴後などがおすすめです
5.強く吸い込まず、やさしく流すようにしましょう
よくある質問(Q&A)
Q. 鼻洗浄は痛くないですか?A. 生理食塩水を使えば痛みはほとんどありません。水道水そのままだとしみて粘膜機能を低下させることがあります。
Q. 子どもでもできますか?
A. 小児用の鼻洗浄器具も市販されています。年齢や性格に応じて、無理のない範囲で行ってください。
Q. 毎日やってもいいですか?
A. 問題ありません。粘膜を傷めないために1日1~2回程度にしましょう。
Q. 鼻洗浄をしても症状が良くならない場合は?
A. 副鼻腔炎やアレルギーが強い場合は、鼻洗浄だけでは不十分なことがあります。気になるときはご相談ください。
まとめ
鼻洗浄は、自宅で簡単にできるセルフケアです。正しく行うことで、鼻やのどの症状をやわらげ、呼吸を楽にしてくれます。
当院では鼻洗浄の方法や器具の選び方についてもご説明しています。
お気軽にご相談ください。

副鼻腔洗浄(プレッツ置換法)について

治療の流れ
1.ベッドに仰向けになり、頭をのけぞるように倒します。2.鼻の中に薬液を注ぎ入れます。
3.「クックック」と声を出していただくことで、軟口蓋が挙上し鼻腔が閉鎖されます。
4.吸引による圧の変化を利用して、サイフォンの原理で副鼻腔にたまっていた膿や分泌物が薬液と置換され鼻から出てきます。
特徴とメリット
•上顎洞穿刺法にくらべ穴をあける必要がなく、体への負担が少ない治療です。•小さなお子さまでも行うことができます。
•副鼻腔の中がきれいになり、症状の改善につながります。
注意点
•副鼻腔の出口がふさがっている場合は、十分に洗浄できないことがあります。•少し鼻やのどに薬液がしみることがありますが、すぐに治まります。
👉 プレッツ置換法は、比較的やさしい方法で副鼻腔炎の症状を和らげられる治療法です。お子さまから大人まで、安心して受けられる治療ですのでご相談ください。
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